MX-62Mの1200MHzでの特性
写真は、愛用のMX-62Mであすが、ずっと1200MHz帯で使えないと思っていた。
もちろん、仕様書に1200MHzで使えるとはどこにも書いてない。
1200MHzを使いたいなら、初めからMX3300MNを使うべきでしょうが、
固定では年に数回しか使わない1200MHz帯のため投資する気にはなれない。
と言う事で、使えない時は諦めることを前提に調べてみた。
※メーカー保証外の使い方なので、自己責任で。
結論から言うと、VSWR的には問題なく、LOSSが2~5db有る事が判った。
仕様要約
●通過帯域:LPF:1.6〜56MHz/HPF:76〜470MHz
(但し76〜120MHzは受信のみ)
●通過電力:600W(PEP)
●挿入損失:LPF:0.2dB以下/140〜470MHz:0.3dB以下
●端子間アイソレーション:50dB以上
●特性インピーダンス:50Ω
●SWR:1.2以下
430MHz帯と1200MHz帯を比較しながら、nanoVNAの特性も確認
赤色:MX-62Mにダミーロードを付けて測定
深緑:キャリブレーション
(430MHz VSWR)
カタログではVSWRは1.2以下となっておりほぼ規定内
(1200MHz帯 VSWR)
低い方は1.33前後、平均1.2とまずまずの結果
続いてLOSSを測定
(430MHz帯 LOSS)
カタログデータでは、0.3dBとなっているので、変換コネクター等で3dB 位LOSSが追加されている。
(1200MHz帯 LOSS)
LOSSは、2~5dB位ある。
しかし、この周波数帯で5dbで済むなら暫定的に使えそう。
実際の交信レポートなどは、後日
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