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アマチュア無線

2020年3月21日 (土)

カーチャンクサーバー使ってアンテナの性能試験

Anttest

カーチャンクサーバーのパワーテスト機能(FT-817NDの場合5/2.5/1/0.5W)を使って
アンテナの性能試験(相対利得)を計ったみた。

 

【準備】

①FT-817NDの通常の出力を0.5Wに設定する。(FT-818NDは1W)

②カーチャンクサーバーのパワーテスト機能をONにする。

③カーチャンクサーバの運用を開始する。

④カーチャンクサーバが受信できる範囲に移動する。(Sメータで3~5程度)

移動先は出来れば障害物が無く、同じ標高で安全な場所が望ましい。

⑤今回はハンディ機(DJ-G7)をターゲットにしたので手持の状態で測定

※測定は被測定アンテナと比較対象アンテナ(出来れば利得が明確なもの)を持参すること。

【測定】

以下、被測定アンテナ、比較アンテナを全て測定する。

今回は、438.750MHz(FM)

①ハンディ機にアンテナを接続する

②カーチャンクする

③アナウンスで送信出力を確認しながらSメータを記録する。

※測定方法は「第一電波 」の記事を参考に、片手で持って口元に近づけ、アンテナがなるべく垂直になるようにして計測を行った。(無線機はダミーではなくDJ-G7)

https://www.hamlife.jp/2020/03/20/diamondant-ant-sokutei-special/

 

【測定結果】Sメータ(平均)

アンテナ 5W 2.5W 1W 0.5W
DJ-G7付属 5 4 2 1
ID-51付属 8 7 5 4
SRH805S 6 5 3 1
ロケットの激安アンテナ 5 4 3 2
秋月UH-561S 8 7 5 4
ピカント(基本形) 9 8 7 6
ピカント(ネズミ型) 8 7 5 4

 

Ant2_20200322105401

【考察】

結果は一つの例でしかないが、意外に差が出た。(個人的感想です。)

1W基準に電力比は以下のとおりです。

0.5W = -3db 1W = 0db 2.5W = +4dB 5W = +7dB

ID-51付属のS5を基準としてみると

  • 秋月アンテナとネズミ型はID-51と同程度
  • DJ-G7が -7dB SRH805Sが -4dbとなった。
    両者とも1200MHz帯までサポートしているため性能を犠牲にしているのかも知れない。
  • ピカント基本形はID-51付属比+3dBくらいです。

Dsc_0881_20200321184401

ピカント(基本形)

Pikant_gain

ピカント(基本形)の指向性と利得(MMANA)

Pikant2

ピカント(ネズミ型)

 

1回だけの測定なのであくまで参考としてご覧ください。

 

 

2020年3月15日 (日)

カーチャンクサーバを使うための無線機の設定一覧

Sv

※カーチャンクサーバーの使い方(アクセス編)へのリンク

もう、既にカーチャンクサーバの体験はしたでしょうか?

普段使っている無線機でもトーンの設定や奇数周波数の設定など以外に忘れてしまいました。

代表的な無線機のマニュアルから一覧を作成しました。

※ファームウェアのバージョンによってはメニューが変更になっている場合があります。

参考にしていただければ、幸いです。(順次追加予定)

 

機種 項目 設定方法

ID-31シリーズ

ID-51シリーズ

10KHzステップにする

 [QUICK] ⇒「TS」⇒10KHzを選択

トーンスケルチを使う

[QUICK]⇒「TONE」⇒TSQL

トーン周波数を設定する

[MENU]⇒「DUP/トーン設定」⇒「TSQL周波数」⇒88.5を選択


FT-817ND

FT-818ND

FT-857

10KHzステップにする 「F」長押し⇒「FM STEP」⇒10KHz
トーンスケルチを使う 「FM」⇒「F」⇒「TON」(数回)⇒「TSQL」
トーン周波数を設定する 「F」長押し⇒「TONE FREQ」⇒T:88.5

FT2D

FT3D

10KHzステップにする 「DISP」長押し⇒「CONFIG」⇒「18 周波数ステップ」⇒10KHz
トーンスケルチを使う 「DISP」長押し⇒「SIGNALING」⇒「11スケルチタイプ」⇒「TONE SQL」
トーン周波数を設定する 「DISP」長押し⇒「SIGNALING」⇒「12 TSQ周波数」⇒88.5

DJ-G7

10KHzステップにする 「F」⇒STEP(7)⇒10KHz
トーンスケルチを使う 「F」⇒TONE(5)⇒トーンスケルチ⇒88.5Hz
トーン周波数を設定する
IC-9700 10KHzステップにする

①TS(周波数ステップ)機能の設定
「周波数のkHz桁」を短くタッチする
②TS(周波数ステップ)を変更する
「 周波数のkHz桁」を長くタッチする⇒10Kをタッチする

トーンスケルチを使う 「FUNCTION」⇒「TONE」を短くタッチする⇒TSQLをタッチする
トーン周波数を設定する 「FUNCTION」⇒「TONE」を長くタッチする⇒「MAIN DIAL」を回す⇒88.5Hz
TH-D74 10KHzステップにする 「F」⇒「PF2」⇒10KHz
トーンスケルチを使う 「TONE」を数回押す⇒「CT」を表示
トーン周波数を設定する (CT表示状態で)「TONE」を押す⇒88.5Hz
FT-991A 10KHzステップにする

変更不要です。
MAIN DIAL 100Hzステップ(FAST時20KHz)
ハンドマイクのUP/DOWN 5KHz(FAST時50KHz)

トーンスケルチを使う 「F(M-LIST)」⇒「BACK/FWD」⇒「TONE/DCS」を数回タッチ⇒CTCSS
トーン周波数を設定する 「F(M-LIST)」⇒「BACK/FWD」⇒「TONE」⇒「MULTI」ツマミ⇒88.5

FTM-100D
※選択はDIALを使う

10KHzステップにする 「DISP/SETUP」⇒「8 CONFIG」⇒「DISP/SETUP」⇒「7 FN AM STEP」⇒「10KHz」
トーンスケルチを使う 「DISP/SETUP」⇒「4 SIGNALING」⇒「SQL TYPE」⇒「TONE SQL」
トーン周波数を設定する 「DISP/SETUP」⇒「1 TONE TSQ FREQ」⇒「88.5Hz」
IC-2730 10KHzステップにする 「MENU ・・ TS」⇒「10KHz」
トーンスケルチを使う 「MENU ・・ TONE」⇒「TSQL」
トーン周波数を設定する 「MENU ・・ C TONE」⇒「88.5」

 

2020年3月13日 (金)

カーチャンクサーバ用DIN-6Pコネクタを比較的綺麗に削る方法

Dsc_0235

カーチャンクサーバ用DIN-6Pコネクタは角が当たって、FT-818のDATAの奥までとどきません。

確実に接続できるようにするには、角を削る必要がありますが、多くの人が失敗しています。

試行錯誤の結果、比較的綺麗に仕上げる事ができたので以下に紹介します。

【準備】

  • DIN-6Pケーブル(キットにセットの物)
  • ナイフ(彫刻刀または切だしナイフがお勧め)
  • 手袋(必ず使用してください)
  • ヤスリ(仕上げ用)
  • マスキングテープ
  • 鉛筆(シャープ可)
  • 定規など

【ナイフについて】

Dsc_0228

  • 比較的固い、片刃のナイフが向いています
  • 両刃のナイフは真っ直ぐ削るのが難しい
  • カッターナイフなど弾力のある刃は逃げてしまって削りにくい
  • 目の粗いヤスリは、バリが多くでるので不向きです。なお目の細かいヤスリは仕上げに使います。

【事前準備】

Dsc_0229

  • 角から2mm程度のところに鉛筆で印をつけ、その上にマスキングテープを巻いていきます。
  • 角とテープが平行になるように巻いてください。もし曲がってしまった場合はやり直してください。
  • きちんと巻くことで仕上がりがきれいになります。

Dsc_0231

角から削っていきます。

①最初にテープに沿って数mm切こみます。(最初から奥まで切り込まないこと。)

②切り込んだ所まで縦に削ります。

①と②を繰り返し、①切り込みが奥の丸い所まできたら、板付きかまぼこを切る要領で、フチに沿って削ります。

全周削ったら終了です。

Dsc_0232

【仕上げ】

マスキングテープを外してバリを取ります。どこまで仕上げるかは各自の判断ですが、削りすぎには注意してください。

Dsc_0235 Dsc_0236

 

【最後に】

Dsc_0237

FT-818に指して奥まで届いていることを確認してください。

 

お疲れ様でした。🌙

2020年3月 7日 (土)

Qi(チー)ワイヤレス充電器は、実は送・受信機だっだ(記事)

ワイヤレス充電に興味があったので色々しらべてみました。

(本来目的は、作成したキットがワイヤレス充電出来たら楽だろうと言う発想。)

Qiの回路構成例

およそ以下の図の通り。

Qi

規格

ワイヤレス充電は、主にQi規格とPMA規格の2つがあり、仕様は微妙に異なる。

Qiの名前の由来は、名称の由来は中国語の「気」からきているようである。

通信規格

項目 規格 備考
通信方式 受電側から送電側への単方向通信  
変調方式 後方散乱変調 受電側での負荷を変動させることによる2値ASK 。詳しくは後述
使用周波数

Qi  110kHzから205kHz
PMA 100kHzから200kHz


アマチュアバンド135KHz帯(135.7から137.8KHz)と被っている。

通信速度 2kbps
スタートビット:1
パリティビット:ODD
ストップビット:1
 
通信内容(抜粋)

・受電量の必要量に対する差分
・送電停止要求
・受電中の電力
・携帯機器の充電率
・受電側の識別情報
・機器固有の情報


受電側は定期的にパケットを送り返さないと異物と判断され送電がストップする事がある。
これは、自作派にとっては、敷居が高い。

通信距離 数mm

 

後方散乱変調
RFIDにも使われている変調方式。受電側(送信側)から送電側(受信側)への単方向通信(ASK:)となる。

無線通信では、出来ない接触型デバイス特有の変調方式ですね。

  • 送信側は、信号は2値ASKで変調する。(0:振幅小、1:振幅大)変調信号は充電制御回路に送られ電流の大小に変換される。 
  • 受信側は、コイルを通して送信側の負荷の変化を、信号の変化として検知し復号する。
  • 送受信間にアンテナや高周波AMPなどが不要で、簡易な回路で通信できるのが特徴。
    Qi2

アマチュアバンドとの被り

アマチュアバンド135KHz帯(135.7から137.8KHz)とモロに被っている。通信距離が数mmとは言え無線機の近くに有る場合は注意が必要です。

自作への課題

自作でQi規格の充電器を使おうとしたら、少なくても対応の受電ICを付けなければならない。

また、ある程度大きな電力を必要とする場合は、コイルも大型の物になります。

Qi対応パーツ(キット)

製品名 販売店 価格 概要
実装済みワイヤレス受電モジュール 
[TSD-J5W]
aitendo 590円(税別)

実装済みワイヤレス受電モジュール、Qiマーク表示のあるワイヤレス送電器とペアで使用してください。
受電モジュールのVO/GND端子から5Vの電圧が出力されます。
送受電コイル間距離:4mm、出力電圧:5V、出力電流:10〜800mA、寸法: 基板34x19mm / コイル40x29mm

国産実装済みワイヤレス受電モジュール 
[AT40WR]
aitendo 1,250円(税別)

YOSUNジャパン社製、国産実装済みワイヤレス受電モジュール、Qiマーク表示のあるワイヤレス送電器とペアで使用してください。
受電モジュールのVO/GND端子から5Vの電圧が出力されます。
送受電コイル間距離:4mm、出力電圧:5V、出力電流:10〜800mA、寸法: 基板30.2x20.1xt2.9mm / コイル31.0x49.0xt1.0mm

BD57011AGWL-E2 不明 不明 ローム製ワイヤレス給電制御IC、製造メーカー向きのサイトは有るが個人向けや小ロットの販売が有るかは不明です。古い製品なのか、本家ロームのサイトからは、詳細が見えませんでした。
BD57015GWL
F.Wave 【高速充電】 Qi 充電 レシーバー ワイヤレス充電 amazon 898

ワイヤレス充電「 Qi 」規格 / 無線充電アンテナモジュールパッチ。
Qi充電器で使用するためのアダプター
出力:
1000mA
対応機種:Androidスマートフォン用、端末のUSB端子が台形です。

 

 

 

 

2020年2月26日 (水)

Arduinoもモールスを打ち始めた(デバック文)

AVRマイコン用のソースをArduinoに移植してみました。

一部改造したものの、ほとんど流用できました。互換性は高いですね。

詳細な仕様はAVRの方を参照してください。

http://ji1pvv.cocolog-nifty.com/blog/2020/02/post-85a767.html

 

(Arduinoのソース)

ダウンロード - ard_cwdbg.txt

(Arduinoのスケッチ)

ダウンロード - cwdbg.ino

■変更点

①出力をpin13にすることでオンボードのLEDも同時に光ります。

圧電スピーカーはpin13と隣のGNDに指します。

②tone()使っているので、ディレイは音の長さプラス無音の長さになります。

void dot(){
tone(pin,784,T_DLY) ;
delay(T_DLY * 2) ;
}

void dash(){
tone(pin,784,T_DLY*3) ;
delay(T_DLY *4) ;
}

 

2020年2月22日 (土)

AVRマイコンがモールスを打ち始めた(デバック文)

Cwa

LCDやデバッカーが付いてない無い状のマイコンで変数の値を知りたくなることがある。

そんなとき、値をCWに変換してはと思いつき簡単なソースを書いてみた。

サンプルソース

今回は、LEDと音(PWM)で実装したが、電子ブザーでも良い。ソースも簡単なので、ライブラリ化せずソースをそのまま公開。

このソースはjh4vaj/1さんの「AFSS01 – AVR最初の一歩セット」用に作成されています。

http://www.jh4vaj.com/afss01_01

※自由に改造・流用していただいて結構。(無保証)

ダウンロード - cwdbg.c

概要説明

【宣言】


#define F_CPU 1000000UL // 1MHz
#define T_DLY 100 // ドットの長さ

#include <avr/io.h>
#include <stdio.h>
#include <string.h>
#include <util/delay.h>

// 関数
void cw(unsigned int dat ); // 0 - 4294967295
void cwh(unsigned int dat ); // 0x0 - 0xffffffff
void cwa(char *ch ); // 0-9 a-z .,:?/@- ※半角小文字
void ccw(char ch); // 0-9 a-z .,:?/@- ※半角小文字を1文字だけ。文字間無し。
void dot();
void dash();

【関数一覧】

関数名 仕様 使用例
void cw(unsigned int dat )

datの値を10進に変換して、CW出力
文字と文字の間は、短点3個分、
出力が終わると短点7個分の時間を空ける。


unsigned int dat;
dat = 10;
cw(dat);
・---- ----- 

void cwh(unsigned int dat ) datの値をHEX変換して、CW出力
データの前に”0x”が自動で付加される。
先頭の0埋めなし。
例、”0xa” ”0xff” ”0x1cd”
文字と文字の間は、短点3個分空ける。
出力が終わると短点7個分の時間を空ける。

unsigned int dat;
dat = 10;
cwh(dat);    //0xa
----- -・・- ・-

void cwa(char *ch );

chに文字列の先頭ポインタを渡すとCW出力文字は半角英数小文字と.,:?/@-およびスペースであること。
それ以外の文字は無視される。
文字と文字の間は、短点3個分空ける。
出力が終わると短点7個分の時間を空ける。


cwa("hello cw.");
・・・・ ・ ・-・・ ・-・・ ---
-・-・ ・-- ・-・-・

void ccw(char c );

cにキャラクタ文字をセットするとCW出力
使用できるキャラクターはcwa()を参照。
文字と文字の間隔を調整しないため、組み合わせによっては、HHやARなど特殊な文字をCW出力できる。


ccw('h');ccw('h');  //HH
・・・・・・・・

ccw('a');ccw('r');  //AR
・-・-・

void dot();

短点1個分のONと短点1個分OFFを行う。
短点1個の長さはT_DLYで定義する。(ミリ秒)
#define T_DLY 100 // ドットの長さ

※環境を変える場合は、PORTBとTCCR0Aを自分の環境に合わせて修正してください。

dot();
void dash();

短点3個分のONと短点1個分OFFを行う。
短点1個の長さはT_DLYで定義する。(ミリ秒)
#define T_DLY 100 // ドットの長さ

※環境を変える場合は、PORTBとTCCR0Aを自分の環境に合わせて修正してください。


dash();

 

 

 

 

2020年2月 1日 (土)

ピカロード「ホタル君」の製作方法

Icon

 

Dsc_0182

ピカロード「ホタル君」の製作についてまとめました。

 

【用意するもの】

  • M型コネクター(リデューサー付き5D-2V用またはリデューサー無し8D-2V用)
  • E10型電球 12V0.11A
  • E10型電球ソケット(外ケース無し)
  • スズメッキ線またはハンダメッキ線 0.6mm 10cm程度

Dsc_0171

【電球ソケットの加工】

電球ソケットの外側

①赤い線が、中心に位置になるよう内側45度に折りたたんでください。

②黒い線は使用しないのでニッパーで切り取ってください。

Dsc_0172 

③赤いリード線を2.5cm程度にカットし8~10mm程度外皮を剥いてください。

④赤いリード線がショートしない様、テープ等保護してください。(写真はグルーガン)

Dsc_0173

【心線の加工】

①10cmのメッキ線を1㎝程度折り返してください。

Dsc_0175

②ラジオペンチで端の部分を数mm程度持ってください。

③長い方の線を、らせん状に巻いてください。ハンダが乗りやすいよう、粗く巻くのがコツです。

Dsc_0177

④巻くのは1重で結構です。余った線はニッパーで切り離してください。

Dsc_0178

⑤リード線とメッキ線をハンダで固定します。

Dsc_0179

【M型コネクターの加工】

①加工済のソケットをM型コネクターに差し込みます。

②黒いリード線が有った端子が穴から見える位置にくるように調整します。

③位置が有ったた中心導体(赤いリード線側)、外皮線(黒いリード線が有った端子)の順にハンダ付けします。

中心導体の飛び出している部分はニッパーで切断し、整形してください。

Dsc_0180_20200201205601

④コネクターを後ろ側みて、ガタツキ無い様に2~4カ所程度ハンダ付けで止めてください。
 この時、ハンダがソケットの内側に入ってしまうと電球は入らなくなってしまうので注意してください。

Dsc_0181

【最終確認】

①電球を入れない状態で中心導体と外皮線がショートしていない事を確認してください。

②電球を入れた状態で10~20Ω程度の抵抗がある事をテスターで確認してください。

(テスターの種類によって抵抗値は変わります。)

③無線機の出力を0.1~0.5W程度(HF帯)にして電球は光る事を確認してください。

 電波形式はAM(28MHz帯はFMも可能)またはCW(3アマ以上)が良いですが、パケットモードでも結構です。

 SSBの場合は、音声入力に合わせて光り方が変わります。

 このとき(通過型電力計などで)、SWR計でが1.5以下(SWR計が無い場合は無線機の表示)であることを確認してください。

 ※SWRは異常に高い場合、断線またはショートの可能性があります。直ちに使用を中止し、確認してください。

④異常がなければ、1Wに出力を上げて光り方の違いを確認してください。

【注意事項】

※0.1W以下および1W以上の電力ではお使いいただけません。

※アンテナアナライザー等は送信電力が小さいため、高いSWR値となりますが異常ではありません。

※規定の電力を加えた時に、SWRが下がります。

nanovnaの測定例

 

【頒布について】

 ハムフェア等のイベントにて頒布します。当面、受注に予定はありません。

 

2020年1月20日 (月)

シールドバッテリー警報器(Battery AlarmVer0.3)

Balm

シールドバッテリーは移動運用に大変便利ですが、過放電をしてしまうと充電できなくなってしまいます。

また車での運用の場合、バッ直(無線機とバッテリーを直結)で運用する場合もありますが、つい運用に夢中になってバッテリーを使いすぎてセルが回らないという事がおきるかもしれません。本品は充電制御機能は持ちませんが、過充電時も警報を出します。

【変更履歴】

V0.2->v0.3 

  • 初期状態を「常時監視」に変更しました。
  • この変更に伴いSETボタンの動作を「監視開始」から「ブザー停止」に変更しました。

シールドバッテリーの特性・仕様

解放電圧残容量表

(O.C.V and capacity of the diagram(25℃))

・・・LONGのデータシートより

Capacity 12V O.C.V
100% V>13.00
90% 12.80<V<13.00
80% 12.65<V<12.80
70% 12.50<V<12.65
60% 12.35<V<12.50
50% 12.20<V<12.35
40% 12.05<V<12.20
30% 11.90<V<12.05
20% 11.75<V<11.90
10% 11.60<V<11.75

仕様 完全密封型鉛蓄電池 12V7.2Ah LONG製

WPL7.2-12 ・・・秋月電子通商より

  • 端子:F2(#250)ファストン端子(C-12033)
  • 定格容量:12V7.2Ah
  • 充電電圧:14.4~15.0V(サイクルユース)
  • 最大充電電流:0.3CA(2.16A以下で充電してください)
  • 内部抵抗:22mΩ(@1kHz)
  • サイズ:約151x65x94mm(高さは端子部分を除く)
  • 重量:約2.4kg
  • 台湾またはベトナム製

本品の仕様

Photo_20191222180801

  • 最大入力電圧:20V
  • 消費電力:36mW(入力電圧12.0V/6mA)
  • 動作範囲:6V~20V
  • LOWアラーム:約11.5V
  • HIGHアラーム:約15V
  • 入力端子:ターミナルブロック(ネジ式)
  • 電線サイズ:14~22AWG(1.628mm
    ~0.6426mm)
  • 外部出力:フォトリレー出力側(最大:60V、500mA、2Ω)

注意事項

本品は、シールドバッテリー(またはカーバッテリー)に直接接続するものです。以下の注意事項を必ず守ってください。
本品は、可能な限りの安全対策は取っていますが、万一、本品を使用して事故や故障が発生しても作者は責任を負いかねます。

  • 本品はプラスチックケース等に入れ、外部とショートしないよう安全対策を行ってください。
  • 雨天時や、湿気の多い場所での使用はできません。
  • 本品とシールバッテリー(またはカーバッテリー)間は必ずFUSE(0.5A程度)を入れてください。
  • 本品に充電制御機能はありません(警報のみ)。充電の際は専用の充電器をお使いください。
  • 本品の仕様の範囲を超えた使用はできません。熱を発生したり部品が壊れる可能性があります。
  • 本品には、逆接続防止回路がついていますが、ケーブルを接続する際は、極性(+、-)を確かめてから接続してください。
  • 本品を使用し、異常を感じた場合は直ちに使用を中止してください。

動作概要

①バッテリーと入力端子(本品の左側の端子)に接続する。
 電源SWは有りません。

②RESETボタンを押す。
 初期状態に戻ります。ブザーは警報発生時に鳴る設定

③SETボタンを押す。(ブザー停止)

 ブザーを常時停止にします。 電圧監視状態になります。
※常時監視にしたい場合は、SW2をジャンパーでショートします。SETボタンは無効になり、RESETボタンを押してもブザーを停止することは出来なくなります。

(電圧が11.5V~15Vの範囲に入ればブザーは自動で停止します。)

④監視状態

電圧

MON
(LED1(緑))

ALM
(LED2(赤))

ブザー

フォトリレー出力
15V以上 高い音の断続 CLOSE
11.5V~15V 無し OPEN
11.5V以下 低い音の断続 CLOSE

※初期状態の場合

⑤ブザー停止
 ブザーやLEDが停止し、初期状態にもどります。

 

回路図

Photo_20191222153901

組立方法

  • パッケージ

Dsc_0918

  • パッケージの内容
    抵抗は種類別に小分けしてあります。

Dsc_0919

  • パーツリスト
番号 品名
R1 抵抗 150K
R2 抵抗 10K
R3 抵抗 2K
R4 抵抗 10K
R5 抵抗 2K
R6 抵抗 2K
R7 抵抗 2K
R8 抵抗 240
LEVEL1 半固定ボリューム 50K
U1 三端子レギュレータ L78L05ACZ
U2 AVRマイコン ATTINY13A-PU
U3 フォトリレー TLP222AF
SP1 圧電スピーカー PKM13EPYH4000-A0
D1 ショットキーダイオード 1S4
D2 スイッチング・ダイオード 1N4148
LED1 LED
LED2 LED
SW1 タクトSW
SW2 タクトDW
C1 セラミックコンデンサー 0.1μ
C2 セラミックコンデンサー 0.1μ
C3 電解コンデンサー 47μ
C4 セラミックコンデンサー 0.1μ
C5 セラミックコンデンサー 0.1μ
J1 ターミナルブロック 2ピン(青)
J2 ターミナルブロック 2ピン(青)
  プリント基板 BALM-02-B
  DIPソケット 8pin
  • 組立作業の注意点

①基本的に背の低い部品からハンダ付けしてください。部品の説明は、基板を上から見た状態で説明します。

②AVRマイコンはDIPソケットから丁寧に外しハンダ付。

 指す時はマークが左下にくるよう実装

Avr_20191223155401

③LEDは向きがある。長い脚が左側にくるように実装

Led

三端子レギュレータは平な面が右にくるように実装

78l05

⑤ターミナルブロックは穴の開いた面が外側を向くように実装

Term_20191223155401

⑥電解コンデンサーはマイナスが下

C3

⑦ダイオードは線のマークを合わせてください。

D1d2

⑧その他のパーツは完成品の写真をみながら実装してください。

調整

①用意するもの

  • 本品
  • テスター(11.5および15Vが測定できる物)
  • 安定化電源(電圧が可変できるもの。用意できない場合は簡易調整を参照)
  • 時計ドライバー(-)

②図のように各装置を接続する。

Test

③安定化電源の出力電圧を11.5Vに設定する。

④本品のスイッチをRESET→SETの順に押す。

半固定ボリュームを調整しLEDの緑が消え、赤が消えるようにする。(LOWアラーム)

⑥安定化電源の出力電圧を15Vに設定する。赤と緑両方のLEDが点灯する。(HIGHアラームは確認のみの。)
動作については、「動作概要」を確認してください。

簡易調整

簡易な調整方法として半固定ボリュームの抵抗値を測定する方法を紹介します。簡易調整のため精度は落ちてしまいます。
なお、出荷時にあらかじめ37KΩに設定してあります。

①電源を切る

②AVRマイコンをソケットから抜く

③可変抵抗器の値を調整し37KΩになるようボリュームを回す

④AVRマイコンを元にもどす

Dsc_0920

応用例

【外部警報】

バッテリーと運用場所が離れている場合、警報が鳴っても聞こえない場合があります。

図のように接続すると離れた所で、警報音を確認することができます。

Ex1

■参考

ヒューズホルダー 付属コードAV2.00sq【B138】 210円 (marutsu 調べ)

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※頒布等については別途お知らせします。

2020年1月15日 (水)

ピカロード「ホタル君」について

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ハムフェア2020に頒布するネタで変わりダミロードの話がました。

昔適当に作った豆電球型ダミーロードを何とか物に出来ないかと試行錯誤し「ホタル君」を完成させました。

電球型ダミーロードとは?

かなり以前、ダミーロードになる無誘導抵抗は効果でした。

また、10~100(W)に耐える抵抗器も高価で大型になるため、100(V)用白熱電球が代用されました。

電球は何を選べ場良いか?

電球の規格は電圧と電力(電流の場合もある)が記載されています。

50(Ω)で100(V)ならP=E×E÷R=100×100÷50=200(W) と単純には行きません。

なぜなら、無線機の出力は変調が掛かっているため、100(V)ピッタリの電圧にはなりません。

もう一つの問題として抵抗値は温度によって変化するという事です。

(金属は温度が上昇すると抵抗値が増加する)

先ほどの例では100(V)で50(Ω)になりますが、それより低い電圧では抵抗値が下がります。(平常時は5(Ω)程度)

電力を投入してから抵抗値が安定するまでの間に、高いVSWRとなってリグを壊さないような「電球」を探さなくてはなりません。

QRP用電球の選択

今回はQRP用ということで、1~2(W)の電球を調べてみました。

定格電圧(V) 電力(W) 初期抵抗値(Ω) 定格時抵抗(Ω) 評価
2.5 1.25 1以下 5 抵抗が低い
8 2.0 2 32 抵抗が低い
12 1.2 28 120 範囲内に50(Ω)のポイントがある
18 1.98 50 164 初期抵抗高い

※初期抵抗値はアナログテスターで測定

調査の結果12V電球(G-30H)が50(Ω)の範囲内に入ることが分かり電気特性を測定してみました。

(測定は高周波電流計がないので、直流で代用)

G30h

電球の抵抗値は非線形で有る事は知られています。

一般に発光している時の抵抗値は、発行していない時約10倍になると言われています。

参考:http://neptmh.web.fc2.com/mht039/mht039.html

G-30Hの周波数特性

電球の特性が書かれた記事はどれも直流(または商用交流程度の周波数)です。

元々、電球は高周波で使用する事を想定していないため、その特性は未知数です。

(もし文献が有った教えてください。)

そこで低い電力の場合の周波数特性を、nanoVNAで測定しました。

Nanovswr

VSWR 3.0~1.5程度です。

Nano_z

インピーダンスは73.5MHzまでは直線的に伸びていき、109.2MHz程度から一定になっています。

Nano_rx

60MHz付近に共振点があります。50MHzでの各値は以下のとおりです。

R=83(Ω)、L=133(nH)、C=77(pF)

nanoVNAは出力がー13dBm程度なので、当然電球は光りません。

従って、抵抗分が低く自身のインピーダンスの影響が強く現れます。

その傾向はCAA-500MK2でも同様でした。

ダミーロード作成

電球のブラケットのサイズが10mmあり、5D2VのM型コネクター(内径約11mm)と同程度です。

ピッタリサイズにはまるので、ハンダで芯線とブラケットを固定します。

電球は12VのE10型(G-30H等)を使用します。

実際に無線機につないでみる。

FT-817NDにつないで実測してみました。

残念ながら、QRP用の通過型SWR計が無いため、1(W)の出力で本体のSWR表示で確認したところ以下のとおりになりました。

周波数帯 FT-817NDのSWR表示 推定VSWR
1.9~50(MHz帯) 0 1.2以下
144(MHz帯) 3 1.7
430(MHz帯) 8 5.0

命名について

試作品のダミーロードに素敵な名前を付けていただきました。

これからは、ピカロード「ホタル君」と呼びます。

ピカロード=光るダミーロード

ほたる君=ほのかに光る

頒布について

今後、追加検証を行い頒布を検討したいと思います。(ハムフェア等で頒布予定)

2019年12月27日 (金)

シールドバッテリー警報器モニター頒布(終了しました)

Balm

モニターは終了しました。

シールドバッテリー警報器(Battery AlarmVer0.2)」の記事および、下記の内容を確認してからお申込みください。

※Ver0.2からVer0.3へバージョンアップをご希望の方はメールでご連絡ください。(ソフトウェアのバージョンアップ)

頒布

  • 頒布品はキット(部品セット)です。完成品ではありません。
  • バッテリー、接続用ケーブル、ケースなどは含まれません。

注意事項

  • 製品は写真と異なる場合があります。
  • 仕様は予告なく変更する場合があります。
  • 本機のマニュアルは「シールドバッテリー警報器(Battery AlarmVer0.2)」が全てです。紙媒体はありません。
  • 本機は電子工作の経験がある程度ある方を対象としております。ハンダ付けは必須です。
  • お申込みはメールの先着順です。人数に達した場合は募集を終了します。
  • お申込みはメールのみとなります。ダイレクトメッセージ等ではお受けできません。
    なお、質問や在庫の有無につては、ダイレクトメッセージでもお受けいたします。
  • タイミングによっては、在庫が切れている場合もあります。自動注文システムではなく手動での対応ですので、何卒、ご了承下さい。
  • モニターとなっておりますが、使用期限やレポートの義務はありません。使ってみてのご意見ご要望が有りましたらお願い致します。
  • モニターのため、お一人様1個とさせていただきます。
  • 未使用品に限り、2週間以内の返却に応じます。返金は価格から手数料を引いた金額になります。

価格・支払・発送について

  • 本体:    1000円
    送料・手数料:500円
    合計:    1500円
  • 支払方法:Amazonギフト券(1500円分)
    詳しくは、購入が決定した方に直接お知らせします。
    ※コンビニでの購入手数料はかかりません。
  • スマートレター(郵便)による発送です。
    年末・年始のため、配達に時間がかかる場合があります。
    ポストインのため、時間指定、日付指定はできません。
    追跡等のオプションは有りません。

お申込み方法

  • 下記まで、メールアでお申込みください。(ダイレクトメッセージ不可)

  • 内容
    シールドバッテリー警報器モニター希望
    お名前 (必須):
    コールサイン(任意):
    使用目的(任意):
    ・・・移動運用、カーバッテリー使用、実験、その他
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    Call

お申込み、お待ちいたしております。

 

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