FT-81XCCPVer0.6マニュアル
FT-81XCCPVer0.6のマニュアルを公開します。
目玉はメモリの外部編集機能です。
それ以外のマニュアルは差分を朱書してあります。
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FT-81XCCPVer0.6のマニュアルを公開します。
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それ以外のマニュアルは差分を朱書してあります。
「RHM8B」は大変便利ですが、3.5MHz帯に出る事ができません。そこで、ワイヤー
アンテナを使って運用する方法を紹介します。ワイヤーアンテナを張るスペース
があれば、3.5~30MHzに1本のワイヤーアンテナで出られます。
◆釣り竿について
アンテナ線を地上より高く上げる事で電波の飛びが良くなります。アンテナ線を高く
上げる方法として良く釣り竿が用いられます。
しかし、元々釣り目的に作られた物なので、その性質を良く理解しておかないと思わぬ
事故に合う可能性があります。(注3)
おすすめは3.5m~4.5mの「タマ網竿」です。「タマ網竿」は、比較的値段も安く丈夫です。
コンパクト(45~60cm)に収納でき、先端のネジ穴(1/2インチ)を使って色々な物が
取り付けられます。
(注3)カーボンロッドは電気を通すので、送電線等に触れると感電の恐れがあります。
◆「MFJ-902B」のSWR調整
「MFJ-902B」のSWR調整はパターン2と同じです。SWRが下がらない場合はアンテナ線と
同じ長さまたは、最低周波数の1/4λの長さのラジアルを接続してください。
◆測定結果
(表5)が測定結果です。ラジアル線はアンテナ長と同じ長さを1本取り付けてあります。
釣り竿は3.6mの物を使用し、先端は地上1mの位置に固定しました。アンテナ長が
5mの場合3.5MHzのSWRが下がりませんでした。アンテナ線の長さが10mと20mの
場合は、全てすべて1.2以下となりました。
【その4】「RHM8B 」をカメラ三脚やポールに設置
「RHM8B」をカメラ三脚やポールに設置し、FT-817ND本体と同軸ケーブル接続する
方法です。ポータブルアンテナやモービルホイップはラジアルが必要になります。
ラジアルは本体直結で使用したものと同じものを使用します。
ラジアルの取り付ける場所は、アンテナの基台側です。
同軸ケーブルを使うので、「SWR計」と「MFJ-902B」(ATU)が使えます。
なお、「RHM8B」に同軸ケーブルを付けて運用する方法は、メーカーの保証外
になりますので、使用の判断はご自身で行ってください。
◆「RHM8B」のSWR調整
「RHM8B」の調整方法は直結の場合と同じですが、「MFJ-902B」を接続する場合は、
背面スイッチを「BYPASS」に設定して「MFJ-902B」をスルーにしてから調整します。
◆「MFJ-902B」のSWR調整
「MFJ-902B」の調整は以下の手順で行います。
①背面スイッチを「TUNE」にする
②前面スイッチを、バンドに合わせて「HF」または「6m」にする。
③「TRANSMITTER」つまみを”5”にする。
④「ANTTENNA」つまみを”0”にする。
⑤「INDUCTANCE」スイッチを回し、Sメーターを最大にする。
⑥「TRANSMITTER」及び「ANTTENNA」つまみを回し、Sメーターを最大にする。
⑦PTTを短く押し「swr」表示値または、「SWR計」を確認する。値が高い場合は、
TRANSMITTER」及び「ANTTENNA」つまみを交互に回してSWRが最小になる
位置を探す。(注2)
(注2)送信中に各スイッチを切り替えないでください。故障の原因になります。
【その2】「RHM8B」のSWR調整
モバイルアンテナは「RHM8B 」を選択しました。「RHM8B 」をBNCコネクターに
直接接続すると、SWR計を使用する事ができません。そこで、FT-817/818NDの
「swr」表示を使用します。このとき送信出力は、最小出力「L1」にしてください。
SWR調整の手順は以下の通りです。
①BANDスイッチを押して、使用する「BAND」に合わせる。
②「MODE」スイッチを押して「PKT」にする。
③使用する周波数にダイヤルを合わせ、混信が無いか確認する。
④固定ネジを1/2回転ほど回してゆるめ(図1)参考に目盛を設定する。
⑤ノイズや信号を受信して、最大になる位置に微調整して固定ネジを締める。
⑥PTTを短く押し「swr」表示値を確認する。値が高い場合は、コイル位置を調整する。(注1)
(注1)「HSWR」(High SWRの意味)と表示されたら直ちに送信を中止してください。
送信し続けると、故障の原因になります。
緊急告知!
FT-818ND発売に伴いFT-817CCPは「FT-81XCCP」に名称を
変更しました。
機能追加は以下の通りです。なお、例によってマニュアルは後日リリースします。
①FT-818NDで動作確認ができたため、名称を「FT-81XCCP」に変更
②固定チャンネルおよびメモリーの外部編集機能追加。
・外部編集はEXCELまたはテキストエディタ(CSVファイル)
→初期データは¥DATAに配置
③データインポート機能追加
オンライン中の一部変更可能(パッチ機能)
④スプリット機能追加
⑤本体表示機能見直し。Sメータのグラフ表示追加
⑥固定チャンネルのサンプルとしてFMレピータデータ追加。
(従来のFMレピータリストは廃止)
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