ダミーロードアンテナ性能測定
ダミーロードアンテナの性能を測定中
最初にリターンロスを測定
測定には、7L4WVUさんのアンテナアナライザーを使用
- ダミロード単体:周波数特性が有ることがわかる。この特性は接続する同軸ケーブルの長さでも変化するので、最短のものを使用する。
- ワイヤーアンテナ単体:計算上21MHz付近で1/4λになるが、周囲の影響で26MHzとその整数倍が共振点となっている。
- ダミーロードアンテナ:ワーヤーアンテナとダミーロードをパラ接続。ワイヤーアンテナの共振点でリターンロスが多くなっている。
ワイヤーアンテナの共振点付近はインピーダンスが低くなる。仮にアンテナのインピーダンスを75Ωとすると(簡易式で計算)
Z=(75×50)/(75+50)=30
Γ=(50-30)/(50+30)=0.25
VSWR=(1+0.25)/(1-0.25)=1.7
また、共振点(26MHz)以上はリターンロスが周期的に変動するので、使用には注意が必要。
安定的に使えるのは1/4λより低い周波数となる。この例では、1.9~21MHzのアマチュアバンドに使用できそうだ。
実際の交信レポートは後日。
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