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2019年10月

2019年10月30日 (水)

ピカント ハロウィン バージョン

ハロウィンに合わせて新作を作ってみた。

Dsc_0854

丸いカボチャになってしまったが、雰囲気はでている。

サイズが大きくなったため、初代より低い周波数までSWRは低いが2mまでは下がらなかった。

(50cmの簡易ラジアルを3本付けている。)

Vswr

Photo_20191030112301

430MHz帯はVSWRは1.5以下となった

430

また、1200MHzまで使える事がわかった。全帯域VSWRは1.7となっている。

グラフが激しく変動しているが、nanoVNAのノイズ問題であり実際にはこのように変化はしてないと推測される。

1200

今後、頒布について検討したいと思っていますが構造はもっと簡単にしないときびしいかな?

製作時間:2日

2019年10月23日 (水)

Kicad 作成済みの部品の色を変える。

Kicadの3D部品はカラーバリエーションがほとんどありません。

特にLEDは色を変えたい場合が多いので簡易な色変更手順(透過や質感の設定は省略)をまとめました。

Led2

今回はLED_D3.0mmを対象にしました。手順は以下の通り。

①元になる3Dデータ(step、wrl両方とも)をローカルにコピーする。必要に応じてファイル名を変更する。

今回はLED_D3.0mmG (緑のLEDにしてみる)

(例)C:\Program Files\KiCad\share\kicad\modules\packages3d\LED_THT.3dshapes

②FreeCADを起動し「新規作成」を選択する。

③コピーしたstepファイルをインポートする。stepファイルが表示されない場合は右下のファイルタイプを操作してみてください。

Led1

④Pathを選択後、コンボビューを右クリック→色を設定を選択。

Led3_20191023120901

⑤色を変更したい場所を選択

Led2

⑥色を選択すると、色選択のダイヤログが表示されるので色を選ぶ。

同じ色を毎回選ぶ場合は、カスタムカラーに追加しておくと便利です。

全て塗り終わったら一度SAVEする。

Led4 

⑦マクロを起動する。

マクロメニューのexport to Kicadを選択してExportする。(設定値はデフォルト)

FreeCADを終了する。(ファイルは保存しなくてよい)


※マクロのインストールは「電子工作専科」のHPを参照

https://denshikousakusenka.jimdo.com/開発環境構築/kicad/部品3dデータ作成/

Led6

⑧Kicadのフットプリントエディタを起動する。

フットプリントをインポートを選択し、LED_D3.0mm.kicad.modをインポートする。

設定をLED_D3.0mmGに変更する。

⑨3D設定タブを選択する。⑦で保存した3Dファイルを選択する。

Led9

⑨ファイルを保存する。保存するさい、ライブラリの選択を要求されるので、今回はmylibを選択する。

⑩念のため、作成した3D部品が反映されているか確認するためPCBレイアウトエディタを起動する。

LEDを選択してフットプリントを変更する。

3Dビュアーで変更されている事を確認する。

Led7

文章で書くと面倒に思えるが、実際にやってみると簡単。

LED下の白い部品もDIP-4も色を変更してみた。

LEDのカラーバリエーション

Led10

カラーバリエーションに不満はある方は是非お試しを。

2019年10月22日 (火)

Microbit用ブレークアウトボードについて

秋月電子に新しいMicrobit用ブレークアウトボードがありました。

まだ、実物を手に入れていませんが、カタログベースで従来品と比較してみたいと思います。

K14191

図1.AE-MBIT-BREAKOUT-V(秋月製)

K13090

マイクロビット用コネクターブレイクアウトボード(従来品)

表1.仕様比較

品名 AE-MBIT-BREAKOUT-V コネクターブレイクアウトボード
メーカー 株式会社秋月電子通商 Kitronik Ltd.
販売価格(秋月、税込) 500円 430円(完成品:680円)
マイクロビットの接続 専用ボードに対して垂直 専用ボードに対して水平
キットの内容
  • 専用基板
  • カードエッジコネクタ 1.27mm SMD 80P(実装済)
  • ターミナルブロック 2pin ×5
  • Pinソケット2X20(DIP)

  • 専用基板
  • カードエッジコネクタ 1.27mm 80P
  • Pinソケット2X20(DIP)
専用電源コネクター 無し(ターミナルブロックで代用可能) 無し
自由配線スペース 無し 有り、簡易ブレッドボードとして利用可能

 

エッジコネクター配線対応表

Microbitエッジコネクター AE-MBIT-BREAKOUT-V ブレイクアウトボード
0 ターミナルブロック(0) Pinソケット(3,4)
1 ターミナルブロック(1) Pinソケット(13,14)
2 ターミナルブロック(2) Pinソケット(25,26)
3V ターミナルブロック(3V) Pinソケット(35,36)
GND ターミナルブロック(GND) Pinソケット(37,38,39,40)
3 Pinソケット(1,2) Pinソケット(1,2)
4 Pinソケット(3,4) Pinソケット(5,6)
5 Pinソケット(5,6) Pinソケット(7,8)
6 Pinソケット(7,8) Pinソケット(9,10)
7 Pinソケット(9,10) Pinソケット(11,12)
8 Pinソケット(11,12) Pinソケット(15,16)
9 Pinソケット(13,14) Pinソケット(17,18)
10 Pinソケット(15,16) Pinソケット(19,20)
11 Pinソケット(17,18) Pinソケット(21,22)
12 Pinソケット(19,20) Pinソケット(23,24)
13 Pinソケット(21,22) Pinソケット(25,26)
14 Pinソケット(23,24) Pinソケット(27,28)
15 Pinソケット(25,26) Pinソケット(29,30)
16 Pinソケット(27,28) Pinソケット(31,32)
17 Pinソケット(29,30,31,32)

Pinソケット(35,36)

18
19 Pinソケット(33,34) スルーホールのみ
20 Pinソケット(35,36) スルーホールのみ
21 Pinソケット(37,38,39,40) Pinソケット(37,38,39,40)
22

まとめ

【ブレークアウトボード】

  • マイクロビット本体の配置と同じ並び順で2x20Pinソケットに配線使用としているが、入れきれな19、20端子(I2C関連)はスルーホールのみとなっている。端子の並び順がバラバラなため誤配線の可能性がある。
    なお、I2C関連を使用しなければ、フラットケーブル1本で外部と接続できるメリットもある。
  • キットの場合、80Pの配線が大変。
  • 基板に対して平行に接続することになりケーシングには工夫が必要

【 AE-MBIT-BREAKOUT-V

  • 使用頻度の高い0,1,2,3V,GNDをブロック端子にすることで、2x20Pinソケットに空きができ、I2C関連も含めて3~22まで順番に並べてある。これは、初心者が迷う事が少なくなり良い改善点てんだとおもう。
  • フラットケーブル1本での外部は出来なくなる。(2本にすれば問題はないが)

  • 完成品は現在無いようだが、配線はブロック端子と2x20Pでありハンダ付けはブレークアウトボードの半分以下と簡単。
  • 本体以外をケーシングする場合は比較的容易でできる。

 

以上

 

 

 

2019年10月 8日 (火)

AKCの新規メンバー募集について

Egsnxikuyaalfls

【お知らせ】

アマチュアキットクリエイターズは、ハムフェア2020を目指し一緒に活動ができる新メンバーの募集を開始いたしました。

ご興味ある方は下記をご覧ください。お待ちしています。

amateur-kit-creators.com

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