UIFlowだけで、M5Stackのカウントダウンボードを作ってみた
補足: ①SDカードが読めないと思ったら、接触不良のようでした。 確認手順
②UIFlowでバッテリー運用すると30秒程度で電源が落ちる。 ファームウェアが古いと起きるという記事もあったが、プログラムによっても起きたり起きなかったり、することが分かった。 電源が切れないプログラムは、高速で画面を表示している場合でした。 日本語のドキュメントに記載は見つかりませんでしたが、パワーセーブの様な動作でした。 私の処理場合、ループ処理は使わずタイマーだけで処理していました。 無駄な処理ですが、空のループ処理を追加してあっさり解決。 |
Setupに追加した行 while True:
|
(完成した?カウントダウンボード)
以前からやってみたかった、カウントダウンボードをUIFlowの練習を兼ねて作ってみました。
折角なのでオリンピック用にしてみた。(もちろん非公式)
無事に開催されるか?
(開発の様子)
かなり手抜の仕様です。単に手を抜いたわけではなく、UIFLowでカバーできない部分を妥協した結果です。
- 時間はNTPやGPSから取得するのではなく、M5Stackのタイマーを回しています。
かなりズレると聞いているので秒までは表示しません。まあ、1日1回合わせれば何とかなるでしょう。 - 目標の設定は残り日数のみカウントしています。
- 日本語テキストが表示が出来ないので画像に直接書いています。
- 文字のセンタリングをしていません。
仕様
- 23時59分59秒を過ぎるとカウントが1つ減ります。
- Aボタンを押すとSETUPモードに入り残に数と現在時間を設定・変更できます。
- データの保管を行っていません。電源を切ると初期化されます。
- 現在時刻(HH:MM)を表示します。現在時刻は1秒ごとにブリンクします。
UI部品
- Title0(SETUP時)
- Image0(背景)
- Label0(カウントダウン)
- Label1(Aボタン)
- Label2(Bボタン/時計兼用)
- Label3(Cボタン)
- rectangle0(カウントダウンの枠)
- rectangle1(時計の枠)
苦労した点
①背景画像を5枚読み込んだが1枚しか選択できない。
⇒UIFlow v1.45のバグぽくて、v1.65Betaにしたらあっさり読めた
②文字列操作が貧弱
例えば時刻の変数HHと分の変数から「HH:MM」形式にしようとすると
書式付きフォーマットがないので、1文字ずつ足していくことになった。
def str_time(): global mode, SS, TIM, LASTDATE, icount, MM, HH, cdown TIM = ((str('0') + str(MM)))[-1] TIM = (str(((str('0') + str(MM)))[-2]) + str(TIM)) TIM = (str(':') + str(TIM)) TIM = (str(((str('0') + str(HH)))[-1]) + str(TIM)) TIM = (str(((str('0') + str(HH)))[-2]) + str(TIM)) |
③UI部品は、一度画面に貼り付けないと呼び出しが出来ない。
⇒仕様なので仕方がない。
今後
電源が切れると初期化されてしまうのは痛い。SDカードに直前の情報を残しておいてそこから再スタートできるようにしたい。
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