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2022年10月14日 (金)

プログラマブルテンキーでFT8

2023/01/08 WSJT-X 2.6.0での正常動作を確認しました。

※頒布は終了しました。

既にお使いになっている人も多いと思いますが、サンワサプライのプログラマブルテンキー
(NT-19UH2BKN)を使った無線オペレーションの例を紹介します。

Center_0001_burst20221013225358732_cover

今回対象としたソフトは以下の2つです。

  • WSJT-X
  • DigitalSoundCW(以下DSCW)
    ※DSCWのプログラムを修正しました。2022/11/03

【プログラマブルテンキー】

プログラマブルテンキー(以下テンキー)の概要は以下の通りです。

販売:サンワサプライ株式会社

品番:NT-19UH2BKN

品名:プログラマブルテンキー

【その他】

電波干渉によってテンキーが反応しない場合があります。
※チューンがテンキーでON/OFF出来るか確認します。
パッチンコアやUSBアイソレータを入れると改善する場合があります。
当局の場合は7MHzで影響が出たので、USBアイソレータで改善しました。

仕様

カラー ブラック
インターフェース(コネクタ) USB(Aタイプコネクタ)
内蔵コネクタ USBコネクタ(Aタイプ)x2 USB仕様Ver2.0準拠(USB Ver.1.1上位互換)
キー数 23キー+切替ボタン(プログラム可能なキーはEnterキーを除く22個)
キーピッチ 19mm
キーストローク 4.0±0.5mm
サイズ W91×D156×H25mm
重量 210g
ケーブル長 0.8m
付属品 ドライバーソフト、 キートップ引抜き工具、取扱説明書

特長

  • 専用ソフトでスタンダード日本語109キーボードの機能を割り付けることができます。
    ※Enterキー以外のすべてのキーに割り付けが可能です。
  • 割り付けた機能はテンキーのメモリーに記憶されているので、一度設定すればドライバの入っていないパソコンでも同じ機能が使えます。
  • キートップのカバーが外れるので、割り付けた文字のシールなどを貼ることができます。
  • デスクトップキーボードと同じ19mmキーピッチを採用しています。
  • 普通のデスクトップキーボードのしっかりした深めのメンブレンキー方式です。

専用ソフト

ソフトはサンワサプライのホームページからダウンロードできます。

ソフトを起動するとNT-19UH2BKNと似た画面が表示されます。
モード0:10キーモードで上部の4つがモード1と別にプログラミングできます。
モード1:Enterキー以外のすべてのキーに割り付けが可能です。

10key_soft 10key2_soft
  (モード0)       (モード1)

プログラミング

詳しくは動画をごらんください。

Youtube全てのキーを割り付け可能!プログラマブルテンキー


 <割り付けに関する注意>

  • 「Ctrl」キー、「Alt」キー、「Shift」キーは単体では割り付けができません。他のキーと組み合わせることにより割り付けできます。(例:「Ctrl」+「C」のようなショートカット機能は割り付け可能です。)
  • Enterキー以外の割り付け可能キー(4つの割り付け専用キーを除く)は、割り付けモード時のみ割り付け機能が使用できます。テンキーモード時には、通常の数字入力が可能になります。また、テンキーモード時にNumLockを解除すると、LEDの色は消え、カーソルキー入力が可能になります。
  • 割り付けた機能はアプリケーションや機器により正常に動作しない場合があります。
  • Windowsキーやファンクションキー(FN)と組み合わせるショートカット機能は動作しません。
    (例:デスクトップ表示「Windowsキー」+「D」)
  • ※設定ソフトウェアのインストールおよび設定の変更は管理者権限を持ったユーザーでのみ可能です。
    設定済みのテンキーについては一般ユーザーでも使用可能です。
  • 割り付けのサンプルは以下を参照してください。

    ダウンロード - NT-19設定シート(WSJT-XおよびDSCWの設定)


WSJT-Xでテンキーを使う

WSJT-Xのショートカットキーは以下の通りです。
全てのキーをテンキーに割り当てることは出来ないので、使用頻度や重要度が高いキーを選択しました。

※いくつかのキーはタイミングや環境などにより動作しないものがありました。

Wsjtx

レイアウト

  • ログ~チューンまではXSJT-Xと同じ並び順(配置の関係上2段)に合わせました。
  • Tx1~Tx6縦横並び変えていますが、送信中番号へセットします。
  • その他は好みで設定しました。お好みに合わせてカスタマイズしてください。
  • 以下の画像を1辺12~13mmの正方形で印刷しカッター等で切ってキートップの下に配置してください。
    コピー用紙より、厚みのあるケント紙の方が綺麗にできます。

20230508-091040

プログラミング

20230508-091208

運用

【設定】

  1. 設定済のテンキーをPCに接続します。
  2. 必ず、Modeボタンを押してLEDがになっていることを確認します。
  3. テンキーにない機能は(自動シーケンス、1stQSOなど)マウスを使って設定します。
  4. テンキーにある機能はテンキーで設定します。
  5. 私の場合は「コールサインをダブルクリックをすると送信可にする」をOFFにしています。
    ※事前に相手を選び、丁
    度良いタイミングで送信するこどでシーケンス途中で呼ぶ事を避けたいからです。

【CQ局を呼ぶ】

  1. 相手局をダブルクリックして相手を選択します。
  2. 相手が送信終わったタイミングで(TX1)キーを押す。
    ※場合によっては(Tx2)から始めても良い
  3. 途中でシーケンスが止まった場合は、対応する「Tx」キー、「送信許可」キーの順に押して再開します。
  4. QSOが成立するとログ確認画面が表示されるので「Enter」キーを押す。(登録しない場合はキャンセル)
  5. シーケンスが終了すると送信停止となるので、引き続き運用する場合は、「送信許可」キーを押す。

【CQを出す】

  1. 標準メッセージ以外(CQ DXなど)の場合は事前にTx6のメッセージを書き換えます。
  2. 必要に応じて「Txeven/1st」の設定を変更します。
  3. 「Tx6」キーを押す。
  4. 「送信許可」キーを押す。
  5. 以降はCQ局を呼ぶ場合と同じです。

※ログQSOの「OK」ボタンは「Enter」キーで入力できます。

【その他のキー操作】

  • 「消去」1回押すと右側の「受信周波数」の画面が消去されますが、素早く2回押すと「バンド状況」の画面も同時に消えます。
  • 「デコード」受信後にデコードを押すと再デコードします。
  • 「受信周波数-1Hz」、「受信周波数+1Hz」、「送信周波数-60Hz」、「送信周波数+60Hz」は混信を受ける可能性がある場合に微調整できます。なお、送信周波数はFT8は±60HzですがFT4では±90Hzです。

DSCWでテンキーを使う

DSCWのショートカットキーは以下の通りです。
全てのキーをテンキーに割り当てることは出来ないので、使用頻度や重要度が高いキーを選択しました。

※いくつかのキーはタイミングや環境などにより動作しないものがありました。

F1 HisCall にカーソルが移る(受信文字枠内をドラッグしてF1 を押すと HisCall に貼り付けされる)
F2 HisName にカーソルが移る(受信文字枠内をドラッグしてF2を押すと HisName に貼り付けされる)
F3 HisQTH にカーソルが移る(受信文字枠内をドラッグして F3 を押すと HisQTH に貼り付けされる)
F4 受信枠に新たに表示されたコールサインを HisCall 枠に写す。
F5 受信中の速度計算をやり直します。CQ を送信後に F5 を押すか、マクロ変数として書き加えて使います。
F6 Turbo HamLog の入力画面にデータを転送します。
F7 Turbo HamLog の入力画面データを保存(SAVE)します。
F8 英語/和文の受信文字切り替え
F9 TXEdit のチェックマークの ON/OFF が切り替わります。 送信の一時中断/再送信が切り替わります。
  中断中に未送信文字列の編集をします。 なお、AutoCQ 送信中に F9 キーを押すことで、AutoCQ を瞬時に止めることが出来ます。
F10 送信速度を遅くする
F11 送信速度を早くする
F12 CW符号の送信(縦ぶり電鍵もどきの送信が可能です)
PAUSE PF9 と同じく TXEdit のチェックマークの ON/OFF が切り替わります。
Enter カーソルが何処に居ても、送信文字枠に戻り、送信文字列の最後の位置にカーソルが移動します。
ESC HisCall HisName HisQTH をクリアします。 (コンテスト時、RcvdNR もクリアされます)
   また、ハムログとリンク中の時は、ハムログの入力画面の内容も同時にクリアします。
Shift キーとの関係
Shift + F1~F12 マクロ 1~12 の内容が直ちに送信されます。 これは、マクロ 16~27 についても、同様に同
じ操作で送信されます。
Shift + Esc 又は Shift + Pause 送信枠内の文字がクリアされます。送信を直ちに中止したいときに使います。
Control キーとの関係
Ctrl + F1、ハムログ入力画面のHisCallを DSCW の HisCall 枠に転送します。
Ctrl + F2、ハムログ入力画面の His Name を DSCW の HisName 枠に転送します。
Ctrl + F3、ハムログ入力画面の His QTH を DSCW の HisQTH 枠に転送します。
Ctrl + F4、ハムログ入力画面の Code 番号を DSCW の HisQTH 枠に転送します。
Ctrl + F6、RX 枠並びに TX 枠を同時に削除
Ctrl + F7、Threshold Level の Auto チェックの ON/OFF 設定します。
Ctrl + F8、Center Frequency の Auto チェックの ON/OFF 設定します。
Ctrl + F9、MySpeed のスライド位置をセットします。(Pボタン)
Ctrl + F10、送信速度を MySpeed に戻します。(Mボタン)
Ctrl + F11、送信速度を受信速度に合わせます。(Rボタン)
Ctrl + h 取説 Instruction Manual を表示します。
Ctrl + i 入力信号強度を調整する画面が表示されます。
Ctrl + o ファイルをオープンする画面が表示されます。
Ctrl + p、 オプション設定画面が表示されます。
Ctrl + s、 ファイルを保存する画面が表示されます。
Ctrl + t ハムログ入力画面に現在時刻を転送します。
Ctrl + u URL 設定画面が表示されます。
なお、Shift キーと Ctrl キーを押したまま連続してキーは押せません。 Shift キーまたは Ctrl キーを押し直してから必要なキーを押してください。

Page Down キー と下向きキー
マクロは1~15 が表示されていますが、PageDown 又は下向き↓で 16~30 に切り替えることが出来ます。
なお、16~30 から 1~15 に戻したい時は、同じキーを再度押してください。
なお、PF1 を間違て押して HisCall の内容を消してしまったときは、HisCall 枠にカーソルを置いてから、PageDown キー又は 下向き↓で、消す前のコールサインが復活表示されます。
同様に HisName 枠で F2 を間違えて押した時とか、HisQTH で F3 を間違えて押した時も、それぞれにカーソルを置いた状態で Page Down 又は下向き↓で復活します。

レイアウト

  • ログ~チューンまではXSJT-Xと同じ並び順(配置の関係上2段)に合わせました。
  • Tx1~Tx6縦横並び変えていますが、送信中番号へセットします。
  • その他は好みで設定しました。お好みに合わせてカスタマイズしてください。

Dscw

プログラミング

Dscw_pro

運用

【設定】

  1. 設定済のテンキーをPCに接続します。
  2. 必ず、Modeボタンを押してLEDがになっていることを確認します。
  3. DSCWのオプション設定または設定ファイルを読み込み初期設定をしてください。

【CQ局を呼ぶ】

  1. 左側のRX画面にデコードした文字が流れてくるのでコールサインを受信したところで「SetCall(F4)」を押すとHisCallに相手のコールサインが設定されます。誤りや余計な文字が入っている場合は、ここで修正します。
  2. 送信速度を修正する場合は、「送信速度Down」、「送信速度UP」、「Mボタン」、「Rボタン」などを押す。
  3. Callマクロに対応するキーを押す。以降は通信内容に合わせてボタン操作やキー操作を行ってください。
  4. 更新終了後、「ログ転送(F6)」を押してHamlogに転送します。内容に誤りがある場合は、Save前に修正します。
    ※後で修正しても問題ありません。
  5. 正しく転送されたら「LogSave(F7)」を押す。
    ※ログ転送前は「LogSave(F7)」を押してもログは保存されません。

【CQを出す】

  1. 送信する前に混信が無いか確認します。
  2. 必要に応じて緑のボタンを操作して送信速度を調整します。
  3. CQマクロを押します。
    ※AutoCQの場合は、マウスで操作します。
  4. マクロ中(AutoCQを含む)に応答があった場合は、マクロが終了するまで待つか、
    「送信中断」を押してマクロを停止させます。
  5. 相手のコールサインが表示されたら「SetCall(F4)」を押します。
    ※キー入力または受信文字枠内をドラッグの場合は「HisCall(F1)」を押します。
  6. 以降は通信内容に合わせてボタン操作やキー操作を行ってください。
  7. 更新終了後、「ログ転送(F6)」を押してHamlogに転送します。内容に誤りがある場合は、Save前に修正します。
    ※後で修正しても問題ありません。
  8. 正しく転送されたら「LogSave(F7)」を押す。
    ※ログ転送前は「LogSave(F7)」を押してもログは保存されません。

【コンテストモード】

コンテストモード特有の操作

  • 「HisName(F2)」はSEndNRに変るため使用できません。

【その他のキー操作】

  • 「送信中断クリア」ボタンを押すと送信テキストもクリアされます。
  • コンテストモードの場合、「HisName(F2)」は使用できません。

 


 裏 技 

注意:以下の情報は私が個人的に調査したものであり、メーカーの保証外です。
   実施の際は自己責任でお願いします。

データーのバックアップ・レストア
①キー設定専用プログラム(NT-19)
 NT-19は以下のフォルダーに保管してあります。(Win10の場合)
 C:\Program Files (x86)\NT-19
②ホルダーの中にlogというサブフォルダーがありここに設定したテキストファイルがあります。
※複数のファイルがセットになっており、手で書き換えるとエラーになります。
絶対に編集しないでください。
③バックアップ

  • logフォルダー毎コピーし、別名(log_WSJT-Xなど)で保存する。

④レストア

  • バックアップフォルダーの中のファイルを全てlogフォルダーにコピーする。
  • NT-19を起動する。
  • 設定するボタンに対して ボタンクリック⇒プログラム の操作を行う。

頒布について

頒布は終了しました。

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