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2025年7月22日 (火)

FTX-1におけるWSJT-Xの同時受信と送信に関する注意点

FTX-1は、MAINとSUBの両方で同時受信が可能です。
(HF/V、HF/U、V/U、V/V、U/Uの組み合わせ)

しかし、WSJT-Xのようなデジタルモードソフトウェアを使用する際には、

その挙動に注意が必要です。

例えば、MAINを430.510MHzSUBを21.074MHzに設定してWSJT-Xを起動すると、

WSJT-Xの画面にはMAIN側の周波数のみが表示されます。一方、オーディオ信号は

MAINとSUB両方の信号を受信するため、WSJT-Xのウォーターフォール表示では、

実際にはSUB側で受信しているにもかかわらず、MAINの周波数でDXを受信してい

るように見えてしまうことがあります。

これは誤解を招きやすいため、特に注意が必要です。

【FT8運用時の推奨事項】
上記の挙動はFTX-1の仕様であるため、FT8を運用する際には以下の点に留意する

ことをお勧めします。

  • MAIN側のみFT8の設定にする。 SUB側はFT8の設定にしないことで、
    意図しない周波数での送信や表示の混乱を防げます。
  •  SUB側で通常の音声通信などを行った場合、FT8運用に戻る前に必ず
    MAIN側に切り替えるようにしましょう。

※ これらの挙動は現在のところの仕様であり、将来的に変更される可能性があります。

20250722-075533

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