FTX-1用メモリーキーヤー「FTXKeyer」Ver0.11をリリースします
FTX-1の発売から約1ヶ月が経ちました。多くの機能を搭載しているFTX-1ですが、
本体がコンパクトになったことで、一部の接続機器に制約が生じることもあります。
その一つが、リモートコントロールキーパッド「FH-2」です。
そこで、今回はFTX-1でのCW(モールス信号)送信に特化したPCソフトウェア
「FTXKeyer」を開発しました。(Win10/Win11で確認)
「FH-2」の全機能をカバーしているわけではありませんが、普段使いには十分対応
できるかと思います。ぜひお試しください。
※以下の説明は事前に仮想COMポートドライバーがインストールされていることを
前提としています。また、使用するCOMポート番号は(Enhanced COM Port)側です。
事前に確認してください。
また、(Enhanced COM Port)を使用するFT8等との同時使用は出来ませんが、
「Standard COM Port」を使用する「DigitalSoundCW」等との同時使用は可能です。
インストール手順
1.以下のファイルをダウンロードしてください。
2.ファイルを解凍して任意の場所に保存します。
「FTXKeyer.exe」が実行ファイルです。必要のに応じて
ショートカットをデスクトップに作成してください。
※ファイルの構成を変更しないでください。
3.起動
「FTXKeyer.exe」(以下FTXキーヤーと記載します)または作成した
ショートカットをダブルクリックしてください。
OSの環境によっては、起動時次のエラーメッセージが表示
される場合があります。指示に従ってください。
4.接続
「FTXキーヤー」は起動しても自動的にPCとの接続を行いません。
下段の「COMポート」枠で、次の接続操作を行ってください。
①「取得」ボタンをクリックすると、COMポート番号が表示されます。
②接続に必要なCOMポート(Enhanced COM Port)を選択してください。
③通信速度を設定します。
④「接続ボタン」をクリックしてください。表示が「切断」に変わります。
※エラーメッセージが表示された場合はUSBケーブル等を確認してください。
5.初期設定
設定は中段の「Control」枠で行います。
※設定は保存されませんので、毎回設定してください。
| 位置 | 内容 |
| ① | 送信する信号が「CW TEXT」か、「MESSAGE」かを選択します。(必須) 送信する信号は事前に入力しておいてください。 |
| ② | 「SEMI BK-IN」か、「FULL BK-IN」かを選択します。(必須) |
| ③ | チェックを入れるとキーヤーが動作します。 キーヤーの種類は事前に選択してください。 |
| ④ | チャックを入れると電波を発射します。 事前に内容を確認したい場合はチェックを外してください。 |
6.送信
- 「1」~「5」いずれかのボタンをおすと登録された信号が
送出されます。 - 「BK-IN」がチェックされていると電波が発射されます。
- 同じボタンをクリックするか「STOP」をクリックすると
送信が中断されます。
- 上部の「Lock」をチェックすると下段の「COMポート」以外の
操作は全て無効になります。 - 「Lock」のチェックを外すと入力は有効になりますが、
中段の「Control」は再設定してください。
7.終了
安全に終了するため、「切断」をクリックしてから「×」ボタンを
クリックして終了してください。
8.その他
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本ソフトウェアはフリーソフトです。
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メディアでのご紹介は自由に行っていただけます。 -
商用配布をご希望の場合は、お問い合わせください。
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本ソフトは予告なく仕様を変更する場合があります。
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発生した誤操作や不具合、それに伴う機器の故障などについて、
当方は一切の責任を負いかねますので、あらかじめご了承ください。









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