SigRecorder(Sメータ記録アプリ)について (最新Ver0.2b)
お知らせ
2024/07/29 ISSの信号を受信した記録を掲載しました。
2024/02/13 SigRecorderV0.2b リリースしました。
- ICOMの表示をIC-705に変更
- IC-705対応に合わせSメータの値を補正(CI-V値:120 = S9)
2024/01/27 SigRecorderV0.2a リリースしました。
- 0時過ぎに固まる不具合を修正
2024/01/25 SigRecorderV0.2 リリースしました。
- Sメータ表示機能
- 設定およびメモの内容をテキストファイルの保存する機能を追加(.txtファイル)
2024/01/24 SigRecorderV0.1d リリースしました。
- 時刻データの不具合を修正
- シリアル通信のタイムアウト処理を修正
2024/01/22 SigRecorderV0.1c リリースしました。
- SigViewerリリースに伴う調整(グラフ関連)
- バグ修正
※同日、取得してデータのグラフ表示ツール「SigViewer」をリリースしました。
2024/01/20 SigRecorderV0.1b リリースしました。
- FT-991Aで通信エラーになる件のバグ改修
①タイマーの見直し
②受信エラー時のリトライ追加
③受信アルゴリズムの変更 など
※通信エラーが発生する場合は、無線機の通信設定を確認してください。
フロー制御(RTS/DTR等)はOFFにしてください。
2024/01/18 SigRecorderV0.1a リリースしました。
- FT-991A等の対応追加(暫定)
無線機の設定を「スタートビット1、8ビット、ストップビット1、パリティなし」に設定してください。
通信速度は任意ですが、通信設定エラーが発生する場合は9600以下に設定してください。 - 画面のキャプチャ機能追加
- バグ修正
【開発の経緯】
無線機の電波を受信するとき、深夜、早朝、外出時などに無線機のSメータを記録するレコーダーが
欲しいと思い作成しました。当初は1画面で24時間表示することを考えていましたが、細かい変化が
判りにくいので、一旦データを保存し、別途ビュアー(またはEXCEL)で表示することにしました。
【仕様】
※開発中のため、今後変更になる可能性があります。
開発環境 | Visual Stadio 2019 |
開発言語 | Visual BASIC(VB.NET) |
動作環境 | Windows10/Windows11 |
.NET | .NET framework 4.7.2 |
対象受信機(無線機) | ① FT-818ND/FT-817/FT-817ND/FT-857 ② IC-705/ID-31/ID-51/ID-52/ID-50/CI-V対応レシーバー ③ FT-991A/FT-891/FT-710 など ※動作確認が取れたら対応機種を増す予定 |
制御コマンド | ①CAT ②CI-V ③CAT |
測定値(Sメータ) | ①0~15 ②0~15(取得したデータを16で割った値) ③0~15(取得したデータを16で割った値) |
ログ保存(測定データ) | 24時測定、日別ファイルのCSVファイル ※JST |
画面表示 | 直近の10分間を表示(自動スクロール) |
測定データの表示 | 別ツール(開発中)またはEXCEL |
同時受信 | フォルダを分けることで可能(PCの性能による) |
同時受信の例
※同時受信はフォルダを分けることで可能。PCの性能が低いと取りこぼしする可能性があります。
※赤字は未確認
【インストール】
①以下のファイルをダウンロード
ダウンロード - sigrecorder_v0.2b.zip
②ZIPファイルを解凍し任意のフォルダーに保存する。
※レジストリ等は使用しておりませんので、アンインストールする場合は、フォルダーごと削除してください。
※ログを保存するので、動作が遅いメディアのインストールは避けてください。
【各部の機能】
① | File | ファイルメニュー(サブメニューは以下の通り) ・Load(設定ファイル):任意の設定ファイルをLoadします ※Load後、⑦設定をクリックしないと設定が有効になりません。 ・Save(設定ファイル):ファイル名を指定して保存できます ・画面キャプチャ+ペイント:画面の印刷、加工、保存ができます。 ・画面キャプチャ: ・終了:本アプリを終了します。接続中は終了できません。 |
② | 無線機の種類 | 無線機の種類を選択します。 ・FT-818ND:FT-818ND/FT-817/FT-817ND/FT-857の場合に選択 ・IC-705:ICOM系の無線機やレシーバー ・FT-991A:FT-991A/FT-891/FT-710など |
③ | CI-Vアドレス | ICOM系機器のアドレスを入力してください。(02~DF) ICOM系以外は無視されます。 |
④ | CI-Vリスト | ICOM系のCI-Vアドレスの例(初期値)を表示します。※表示のみ |
⑤ | 通信速度 | 各機器に設定可能な通信速度を選択できます。 |
⑥ | COMポート | 起動時に使用可能なCOMポートのリストを選択できます。 ※起動後に接続したCOMポートは反映されません。再起動してください。 |
⑦ | 設定 | ②、③、④、⑤の各情報を読み取り通信ポートに設定します。 CI-Vアドレスなど設定出来ない場合はエラーになります。 ※⑧が切断の場合は選択できません。 |
⑧ | 接続/切断 | 通信の接続/切断を制御します ・接続:通信を開始します。※⑪が未設定の場合はクリックできません。 ・切断:通信を終了します。 |
⑨ | ログ無し/ログ有り | ログ無し/ログ有りを制御します。 ・ログ無し:グラフは表示しますがログデータは保存されません。 ・ログ有り:LOGフォルダーに日別のファイルが作成されます。 |
⑩ | 設定内容表示 | 設定ボタンを押した内容を表示します。 |
⑪ | MEMO | 測定条件等を記録するメモエリアです。自由に使ってください。 ※データーはファイル出力されないので、保存したい場合は スクリーンショット等を撮ってください。 ログ出力時、Ver0.2以降、LOGフォルダーに⑩設定内容と⑪MEMOを テキストファイルで保存します。 |
⑫ | グラフエリア | 直前10分間のデータを表示します。データは右から左に流れます。 |
⑬ | ×ボタン | アプリを終了します。接続中は終了できません。 |
⑭ | Sメーター | Sメーターの値をグラヒック表示します。 |
【簡易版操作マニュアル】
1.アプリをインストール済のPCに無線機を接続してください。
2.アプリを展開しているフォルダーにある「SigRecorder.exe」をダブルクリックで起動してください。
3.起動したら、無線機の種類を選択してください。
4.無線機がICOM系の場合はCI-Vアドレスを設定してください。
5.通信速度を無線機のCATまたはCI-Vの速度と合わせてください。
7.ログを保存する場合は「ログ有り」に設定してください。
8.設定をクリックしてください。設定した情報は自動的に「SigRecorder. cfg」に保存され、
次回起動した時は同じ設定で起動します。※設定に異常が有る場合はエラーが表示されます。
9.「接続」をクリックしてください。表示が「切断」に変ります
受信が開始されグラフが表示されます。
10.通信を終了する場合は「切断」をクリックしてください。
11.アプリを終了する場合は「ファイルメニュー」の終了か「×」ボタンをクリックしてください。
※起動時に.NET frameworkのインストールを求められた場合は以下のURLを参照してください。
https://dotnet.microsoft.com/ja-jp/download/dotnet-framework/net472
【本ソフトの使用に関する事項】
本ソフトの使用に際し、以下の各項に同意したものと見なします。
同意できない場合は、ダウンロードしたソフトを削除してください。
1.本ソフトはフリーソフトですが、著作権は放棄していません。
2.本ソフトを使用することによって発生した一切の不具合については保証いたしません。
3.対応する無線機や受信機は一例であり、機種によっては正常に動作しない場合があります。
4.cfgファイルはエディタ等で編集しないでください。不具合が発生する可能性があります。
異常が発生した場合は、「SigRecorder.cfg」を削除し初期化してください。
5.受信中に無線機の操作を行わないでください。データが欠損する可能性があります。
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