NanoVNA用ダミーケース

Dsc_0125

NanoVNAはVector Network Analyzer(ベクトルネットワークアナライザ)です。
SパラメータのうちS11とS21を測定する事がきます。

Spara

NanoVNAで一番多く使われるのがVSWRなどアンテナ関係の測定です。

固定アンテナやモービルアンテナは設置した状態で測定を行いますが、

ハンディ機用アンテナは無線機を持った状態で測定しないと誤差を生じます。


「<第一電波工業がデモンストレーション>メーカーが行うハンディ機用/モービル用アンテナの測定・調整法とは」(※一部引用)

最近は特に増えてきた質問があるという。
それは、「市販のアンテナアナライザーで、ハンディ機用のホイップアンテナを測定してみたところ、
SWRの最良点がアマチュアバンドの中心(例:145.00MHz)から大きく外れている。
これは不良品ではないか?」--という内容だそうだ。

しかしその問い合わせのほぼ100%は、“ユーザー自身の測定方法が誤っている”ことに原因があり、
実際にハンディ機を接続して使えばスペック通りの周波数でSWRが最小となり、設計通りの性能を
発揮できているという。

そこで、NanoVNAを入れるハンディ機と同等のサイズのダミーケースを作成しました。

ケースに入れる事で縦置きや横置きにしても安定します。

※大きなアンテナを接続する場合、転倒に注意してください。

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【ダミーケースの効果】

今回作成したダミーケースの効果を確かめるため条件を変えて測定してみました。

①赤:机の上に置いたNanoVNAにアンテナ(SRH805S)を接続

②青:NanoVNAを立った状態で顔の傍で測定

③紫:ダミーケースに入れ、立った状態で顔の傍で測定

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144MHz帯で机の上に置いて測定すると周波数にズレがありSWRも高くなっています。
手持の場合は中心周波数も中央の145MHzに近くSWRも低くなっています。
ただし、ダミーケースの効果がハッキリ判る程度の差は見られませんでした。

430MHz帯の中心周波数は①438MHZ、②434.5MHz、③436MHzとズレが有ります。
③ケースに入れて手持ちすることで、実際のカーブに近づいています。


【参考】

144MHz帯の表示がNanoVNA Serverで以下の異常なカーブを描いていたので、USBケーブルの影響を調べました。
念のためPCとNanoVNAの間にUSB アイソレーターを入れた所上の様なカーブになり、NanoVNAの画面表示に近くなりました。
正しい測定のためにも、USBアイソレータの効果は高いと思います。

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【組み立て】

①キットにはダミーケースと2.6×15mmのネジが付いています。

※付属するスプリングワッシャー、ワッシャー、6角ナットは使用しません。

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②NanoVNA裏側の4本のネジと裏フタを外します。

※外したネジは使用しませんので、小袋などにいれ大切に保管してください。

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③写真のようにNanoVNA ⇒ ダミーケース ⇒ 裏フタ ⇒ 2.6×15mmネジの順に挿します。

ネジを締め緩みが無い事を確認してください。以上で完成です。

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【関連情報】

【頒布について】

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